熟す前のピオーネ 山田農園へようこそ
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栽培日記2011年

栽培上でのこだわり

山田農園では、土の状態に気を配り、有機肥料を使用し、土壌改良も行っています。
また、農薬をなるべく使わないように、酸性水を導入しました。
どうしても病気や虫が来てしまう時に使用する農薬は、
量・濃度・回数を出来る限り減らすようにしています。
皆様に少しでも安心な果物を提供するために、頑張っています。

ブドウ

●3月18日
剪定作業が終わり、すっきりとしました。
つぼみが徐々に大きくなってきています。



●4月2日
まだ花が咲きそうにありません。
今年の生育は遅めです。


●4月4日
昨年度の低温による不作への対策として、今年は新高梨のハウスを半分ビニル被覆することとしました。


●4月6日
やっと芽が出てきました。
つぼみが分かるでしょうか?


●4月10日
受粉樹の花が咲きましたので、花粉をとります。
新高梨は花粉を持っていないので、自分で受粉することができません。他の花粉を持っている梨の花から受粉しないと実がなりません。受粉樹の花をむしりとって、機械にかけて葯だけ取り出し、開葯器で花粉を取り出します。そして新高梨の花が咲くまで冷凍保存します。

ちなみに新高梨は


●4月14日
新高梨の花が咲きました。
先日とった花粉を梵天につけ、ぽんぽんと受粉させます。


●4月21日
花がきれいに咲いています。
ピクニックでもしたいところですが受粉作業です。


●4月29日
花が散り葉がでてきました。
受粉に成功したため花の下のほうが少しふっくらしています。
○4月4日
まだまだ芽は出ません。
すっきりしています。


○4月5日
ブドウのトンネルに簡易被覆のビニルをはりました。



○4月26日
ぶどうも今年は遅れています。
まだ芽が堅そうです。
●5月16日
実が大きくふくらんできました。
この中から、形がよく、方向が良く、できれば2〜3番目の花の実を2つのこして、いらない実を切り落とします。


●5月25日
かなり大きくなってきました。
今年は例年より大きい実になっています。
○5月8日
ようやく芽が出てきました。


○5月17日
もうこんなに伸びています。
ブドウは生長が早いです。
たくさん出た芽から、方向の良い、しっかりとした良い芽を2、3つ残し、悪い芽をもぎとります。


○5月21日
かなり伸びてきました。
なんだか穂のようなものが、ブドウの花になる部分です。
先っぽの形がよい穂を1つ残して、いらない穂を切り落とします。(できれば一番元についているものを残す)
○6月7日
さらに伸びました。
トンネル部分に届くくらい伸びた芽は、トンネルの外に出るようにまげてやります。


○6月10日
大きく長くなった穂(花)を、下4センチくらい残して、残りの上部分を全部切り落とす作業をしています。

○6月13日〜18日
1回目のジベレリン処理です。
花が満開〜3日くらいの状態になったものから、種無しと肥大のためジベレリン(植物ホルモン)液に浸します。

○6月26日
粒が大きくなっています。
ここで、軸の長さを5〜7センチにし、粒の数を35くらいに適当に間引いてやります。


○6月27〜29日
第2回目のジベレリン処理です。
肥大促進です。
●7月3日
大きくなった実を1本の木に60〜80個くらいに間引き、袋をかけてやります。

本当はこの前に、2つ残した実を1つにし、袋をかける予定の実だけにしてやる間引きをすればいいのですがブドウが忙しいのでここで一気に間引きます。
○7月7日
ぶどうも袋かけです。
あとは病気が出そうなら消毒をしながら収穫まで一直線です。

○ブラックビート

新たに植えている木の「ブラックビート」が初めて実をつけました。